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#くつろぐたき火を愉しむ家=断熱工事=

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寝屋川市の注文住宅の新築工事
断熱工事のお話です
もくじ
断熱材を選ぶ理由は暖かさか?
選んでいった経緯
セルロースファイバーを実感してみる

断熱材を選ぶ理由は暖かさか?

デコス3

#くつろぐ焚き火を愉しむ家

こちらのお施主様は、当社にお越しになられた時のお話は、この断熱材に興味があったからということでした

昨年のちょうどこのころ、#ヌックのある家の構造現場見学会を実施した時に初めてお越しになられました

断熱材をセルロースファイバーにしたい

家の空気環境を考えると、セルロースファイバーがいいのではないか?というお考えがあったそうです


のびのび子ども住宅では断熱材をセルロースファイバーと決めています

セルロースファイバーはいいところがいっぱいあるのですが、
コスト面で難点

ちょっとお高い断熱材になります

しかし家を設計していくと、考えてなければならないことが多くあります

単純に暖かい家にするためだけに断熱材を選んでいるわけではないということです


逆に言えば
単純に暖かい家にするだけならば、もっと安い断熱材はたくさんあります

グラスウールの充填にすればいいのです

安いから、やっぱりグラスウールが一番安いのではないでしょうか

また、コストと断熱性能のバランスは一番いいのではないかと思います


セルロースファイバーは断熱性能とコストのバランスにおいてはグラスウールには勝てないですね


でもセルロースファイバーを採用しているのはなんで??となりますが

それは断熱性能以外にたくさんのメリットがあるからです




選んでいった経緯

DSCF5258

もちろん、暖かくて涼しくなるような家を設計しています

そして、それを補う周辺材料として断熱材があるわけですが、

温かい家にするのに、グラスウールやロックウールといった繊維系の断熱材、

また、現場発泡のウレタン断熱材など選択肢はたくさんあります


断熱をしっかりした家にしなければならないと考えるに至ったのは
父が倒れたのが経緯でした

寒い家でした

もちろん断熱材も入っていない昔ながらの家

それをきっかけにして断熱性のある家が必要であると再考したのですが、断熱性だけでなく気密性も同時にしなければならないと考えるに至りました

断熱だけしても、隙間が多ければ、そこから熱が逃げていったり、または入ってきたり

結局は冬は寒いし、夏は暑くなるし

家の中の空気が無駄に対流し足元がスース―する家になってしまう

それでは父が倒れて暖かい家にしたとしても効果が半減するなーと考えたんですが

グラスウールの充填って湿気に対して課題があるなー

つまり、部屋うちの湿気を吸い込まないように気密シートを家じゅうに張り巡らせなければならないなー


。。。。


ちょっと気持ち悪い。。。


。。。。


ビニール袋の中に住んでるのって、気持ち悪い。。。


そう思ってしまったんですよね


やっぱり通気があってこその家

しかし、断熱性能を上げて、気密を上げる、そして湿気対策


湿気対策はやっておかないと大問題

壁の中の湿気が多くなると、構造材が蒸れてしまったり、それによって腐ってしまったり

腐ってしまったりするとシロアリの温床になってしまったり

木造住宅と湿気対策は切っても切れない関係にありますから、湿気対策は大事なんです


湿気対策に気密シート。。。

気持ち悪い、、、


で、セルロースファイバーに至ったわけです


セルローズファイバーは繊維系の断熱材ですが、デコスセルロースファイバーについては防湿シートを貼る必要がありません

(認定を受けています)

不織布を貼ってその中に断熱材を吹き込んでいくのですが、これがまた優れものなんですよね


もともとは新聞紙の断熱材ですから湿気を吸ってくれます

湿気を吸ってはいてする呼吸するような断熱材ですね

気密シートを貼る必要がないことがまず選択の決定の一つです


それだけでなく

のびのび子ども住宅は耐震性についても考慮してきました

九万田がもともと神戸の建築会社で働いていたこともあり、阪神淡路大震災の経験のあるお客様が多くおられたので地震に対して敏感でした

だから、設計は耐震性が重要と考えています

それは今でも変わりません

耐震性が大事な設計ですが、設計時点で耐震性があっても、10年20年たった時にその耐震性が間違いないものでなければならないとも考えます

断熱材と何か関係あるのか?と思われるかもしれませんが

先ほどの蒸れ腐りです

断熱材によって蒸れてしまい、腐った・シロアリに食われた

これは耐震性のある家とは言えないですよね

設計時点は耐震性をよく考えられていても、10年たって壁の中が蒸れている、腐り出している、シロアリに食われている

それは本当に耐震性があるのですか?

いや、無いですよね

そうならないように断熱材も考えなければなりません

セルロースファイバーが優れているのは、断熱材の素材そのものにホウ酸がコーティングされていることです

ホウ酸です

これにより、シロアリ対策が施された断熱材であることがわかりますよね


他にも

難燃性があったり、吸音性があったり

セルロースファイバーにはメリットがたくさんあります

家の設計のことをいろいろと考えていくと、暖かさだけでなくそのほかのことも考えるようになりセルろーしファイバーを選びました




セルロースファイバーを実感してみる

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セルロースファイバーを実感してみたくはないですか?

#くつろぎの焚火を愉しむ家のセルロースファイバーはもう体感できないのですが、

#猫とウサギと三世代の家が現在建築中。

まさに断熱施工中なのです!!


10月13日、14日の2日間に限って断熱材の現場見学会を実施しています

予約で埋まってきていますが、ご覧になりたいという方はぜひこの機会にお申し込みください

お申し込みは

ホームページのお問い合わせから


断熱材で何がどこまで違うのか?

そのことを知っていただける断熱材現場見学会になっています