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意匠設計と構造計算と設備設計をいったりきたり

設計事務所としてこだわる家づくりの10の基本
構造計算,許容応力度,耐震等級3

意匠設計と構造計算と設備設計をいったりきたり。。。


こんばんは。


今日は非常に寒い一日。
大寒波襲来です。

この時期だったら普通なのかもしれませんが、やっぱり寒い。
まだまだ寒いです。

そんな寒い中
午前中は外で打合せをし、午後からはここ数日構造検討をしている設計図書を作成していました。


住宅設計の作業は
プランニングといった意匠設計といわれるもの、
構造の検討をする構造設計、
その他には
断熱の設計や設備設計などがあります。

なんとなく
間取りを考えるのが設計の作業みたいなイメージをお持ちの方も多いと思うのですが、
家の高さについてあれやこれやと考えたり、、、近隣とのバランスや構造の検討に関わるのですよ~
日の当たり方を考えたり、、、断熱設計などに影響しますね。

実は、いろいろな作業がその裏側でああでもない、こうでもない、と考えたりしているモノです。



のびのび子ども住宅では
そんな住宅設計のデザイン意匠から構造、そして設備まですべて一気通貫して設計をしています。


この点は
のびのび子ども住宅のコンセプトページにも記載をさせていただいていますので是非読んでみてください。

のびのび子ども住宅の企業コンセプトはコチラをご覧ください

コンセプト




この前、家で食事をしながら眞理子さんと話をしていると
『それって普通やんなー』というわけです。

『何が??』

『デザインして、構造検討して、申請するの』

『うーん・・・あんまりちゃう!?』


『???あんまり???他はそうじゃないの???』

『眞理子さん、デザインから構造検討して、申請までやっている設計事務所って、少ないで。』


『そうなん!!うち、そうやから、みんなそうかと思ってた!!』
って、まあ、そうなんだろうってみんな思っているんでしょうけど、別モノですから。



そう

うち、結構特殊なんです。

デザイン設計をして、構造検討しちゃいます。
そのうえ、設備の検討もし、そのまま申請業務もやっています。


友達の設計担当者や、工務店の友人に話をすると
正直、びっくりされます。

そこまでやるの!って驚かれるんですよね。


まあ、
私が勉強させてもらった師匠のおじいちゃん会長が、そうだったので、それが当たり前のようになってしまいました。
のびのび子ども住宅では当たり前なんですよ。
だから眞理子さんもそれが普通だと思っていました。

実際世の中は違うんですよね。



さてさて、
今日はそんなことをずっとやっていたわけですが、
意匠設計の段階でこうなるだろうなーと予測したことが、構造設計ではそうならなかった
うーん言い方難しいのですが、

この部分の梁が極端に大きくなるだろうから、
梁の向きはこの方向を主にしていこうなどど、頭の中でつくりながらプランニング=意匠設計をしていたりするんです。


それがそうはならず、意外に小さな梁でいけたわ!!
なんてことが今日はあったわけです。


ん??

でも、このスペースは第1種換気のダクトを通すのが難しくないかい??


OMG!!


みたいなことが今日はさらにあり。

意匠設計と構造設計、そして設備設計をいったりきたりしながらだったんです。
のびのび子ども住宅で採用している熱交換機能付きダクト式第1種換気システムの換気ダクトは、結構太いんです。

お客様も工事途中の状況をご覧いただくと、
『大蛇ですね』といわんばかりのスゴイ大きさ。

それをできるだけ屈折なくまっすぐ通していくかを考えなければなりません。

どうしてかというと、
一回曲がることによって熱損失が生じるんです。

これをあまり考えていないと、思ったような換気ができなくなったりします。
せっかく、高い換気システムを採用しても、無理で無茶な設備計画をしてしまってはもったいないです。



デザインが良くても
構造が成り立たない、まあ、成り立たないことはないのですが、地震に弱い建物になったりしてはだめですよね。

そして
構造を意識しすぎて、換気ダクトが室内に出っ張ってくるなんてこともあってはブッサイクになってしまいます。


やっぱり
デザインもよし
構造もよし
設備もよし

まるで近江商人の三方よしですね。



のびのび子ども住宅の企業コンセプトはコチラをご覧ください

コンセプト


また
この設計のお話は実際に寝屋川市の新築工事の現場のお話です。
寝屋川市の新築工事のブログ記事は随時更新しています。
工事現場のチェック項目などを詳しく書いていますので、勉強になると思います。

寝屋川市の新築工事 第一話 =地盤=

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