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気密測定 結果発表~

設計事務所としてこだわる家づくりの10の基本
気密測定

1級建築士事務所 のびのび子ども住宅 九万田です。

今日は速報で寝屋川市の新築工事の気密測定結果をお伝えします。

どんな結果が出たでしょうか??


もくじ
気密測定はドキドキ
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気密測定はドキドキ

気密測定

寝屋川市の新築工事が進んできていますが、
以前より予定していた通り、気密測定を実施しました。

大工さんが気密について勉強をしてもらい、施工に十分注意をしながら進めてきた工事。
それが試されることになりますので、みんな緊張しています。

もちろん
当方、九万田も緊張しまくり。

大丈夫かな?いい結果が出るかな?
何か施工に不備はなかったかな??

などなど思ってしまいます。

土台敷から気密パッキンを取り付け、
外壁面にもパッキン、窓回りもパッキン。
すきまという隙間をふさいでいく作業をずーっと来る返しやってきています。

釘の打ち損じの部分が出たらコーキングとテープ処理をする。
ひとつひとつ丁寧な作業が求められます。


気密測定は全ての窓を閉め切って、玄関も閉めてしまって行います。
ただ、1カ所だけ窓は開放。
測定の機械の電源を取るために1カ所だけ窓を開けて、外にある工事用電源からコードを引っ張り込みます。

その1カ所に機械を据えて行います。


筒状になったファンが仕込まれている機会を窓に設置。
その窓は外部からプラスチックシートで仮囲いをしておきます。
目張りをしっかりして、窓を閉めている状態と同じようにしておくんです。


そして
機械をスタート!!

ファンが回ると、室内が負圧状態になります。

負圧状態というのは、手術室みたいなものです。
手術室というのは、新鮮空気を機械で入れていきます。
そして空気の排出は自然まかせ。

そんな状態を作り出します。


外に空気を出そう出そうとするので、どこか家の隙間から空気を引っ張ってこようとするわけです。

その時に空気の流れによって、この家の隙間がどれだけあるのかを計測していきます。


ファンが回り始めます。
ごーといいながら回るのですが、次第にあまり回らなくなっていきます。

これは負圧状態がうまく保たれている証拠。

逆に負圧状態が保たれていないというのは
どこかの窓が開いていて外に出そうといっぱいファンが動いても動いても圧力がかからなくなってしまっている状態。

窓が開いていたら圧力はかかってきませんよね。


外も内も同じような状態にありますから。

数分経過したら結果がわかります。
さて、どんな結果だったんでしょうか??

気密測定

じゃじゃーんです。

気密測定の結果C値=0.2が見えますでしょうか?

気密測定のC値が0.2です。
なかなかな数字です!


動画YouTubeで説明をさせていただいていますが、
アルファAが家全体の隙間の数字。
Sが家の面積です。

それを割ると、0.18

気密数値C値は0.2を切った隙間数値になりました。

機械は四捨五入するので0.2ですが、C値0.18という極めていい結果。


大工さんもよろこびーです


1級建築士事務所ですが、
やっぱり自分自身が設計した家が設計計画どおりに性能が発揮される内容に施工できているのかを確認することは大事な作業だと思っています

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今回の気密測定についても、記事に書いていこうと思います。

その他の構造や断熱、そして、シロアリ対策などについても書いていますからぜひお読みくださいね。

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