#takatsuki 本トつながる家族のいえ 工事ブログ 第二 基礎工事
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今日は基礎工事についてのお話です
墨だしからスタート
土地探しから始まったお施主様
スケジュールどおりに土地を見付け、どんな家にするかを打ち合わせ、そのあと、工事がスタートしていくのですが、
実際にその土地にどのように配置されるのかを現地で確認をすることから始まります
墨だし
九万田がざっくりでまずは出します
正確には、地盤改良を行うときや、基礎工事を行うときに細かな数字までしっかりと出していきますが、まずはお施主様にもご理解いただくことが大事なのでざっくり
外周部を出して、隣地からの距離の確認そしてもらう
玄関位置や掃き出し窓、そのほかの窓も地面にスプレーして確認です
注文住宅の新築ですから、当然の作業です
ちょっと余談ですが
設計をするうえで大事なことなのですが、何からとりかかるかというお話です
何からだと思います??
リビングの位置とかかと思うかもしれませんが、
まずは車の位置とかを決めることからします
家の次に大きなものって、だいたい車なんですよね
車をどのように配置するのかを決めてから、家の形を決めていくのが九万田流。
その次に、
車と人との動線が交わらないようにとか遠すぎないようにとかを考えていきます
けっこう、住んでからストレスになったりすることだと思うので、車の配置計画や玄関の配置計画っていうのは非常に大事なんです
さて
位置がわかったら、さっそく工事に入りますが、まずは地鎮祭ですね
土地の神様に建築の報告と安全を祈願するのが地鎮祭。
最近は、地鎮祭をしないお施主様も多くなってきましたが、私としてはやった方がいいと思います。
人生で何回もすることではありませんしね
基礎工事がスタートします
基礎工事の注意ポイントとしては、間違いない配置です
時々、大きな失敗の話を聞きますが、建売分譲などでは、敷地がたくさんあるので、A号地とB号地を間違えて配置してしまったなんてこともあるそうです。
また
道路面が二方向ある場合は逆になっていたりすることもあったりだとか聞きます
そんな馬鹿な話~と思われるかもしれませんが、、
本当に起こりえますので、注意が必要です
また
高さの読み間違いもあったりします
基準になる点をどこかに配置するのですが、その基準点から追いかけて、基礎の高さはいくらって設定をします
その読み違いが起こる場合があり、
設計よりも低くなったり高くなったりすることもあるんです
設計者がどういう意図をもってどういう設計をしたかをしっかりと現場に伝えていなければ、実はこんな簡単な確認作業を怠って大きなミスに繋がったりします
高さが10cm違えば、外階段が一段増えたり減ったりするわけで。
敷地が広ければ、階段が1段増えても問題ありませんが、狭いと大変。。
また、10cm低く施工をしてしまったら、基礎が地中に埋まってしまうことになり水が入り込みやすくなります
これは危険
単純ミスが大きなミスになりますので初めからしっかりと確認作業を行うことが大事になります
九万田は設計を自ら行いますし、
現場監督も自ら行います
自分がどういう設計をしたかを現場の施工業者さんにしっかりと伝えていくことによってミスがなくなっていくんですよね
伝言になったり、伝言ミスが起こってしまうと、それはどの工程でもたくさんあると思ったほうがいいです
そうならない施工管理が必要ですね