抗ウィルス効果のある室内壁を使う注文住宅
おはようございます。
北摂・高槻で注文住宅の設計をしています
1級建築士事務所 のびのび子ども住宅 九万田です。
先日、取引先のメーカーご担当者さまから資料が届きました。
夏ごろからお聞きしていたことですが、公式発表があったので送っていただけました。
すごいなーって思います。
何がって??
のびのび子ども住宅で使う室内壁
1級建築士事務所 のびのび子ども住宅の住宅仕様についてです。
室内の空気環境を考えていくつかの仕様を取り決めています。
例えば、
断熱材はセルロースファイバー。
グラスウールとか発泡ウレタンというのはどうも疑問に思うことが多々あり採用をしていません。
理由は今回はやめときます、長くなるので。
そして
今回のメインのお話である
室内の内装材。
クロス、クロスといっても紙だったり和紙だったり布だったりと
自然素材のものを多用していますが、
クロスよりも
塗り壁を推奨しています。
そのかべは
薩摩中霧島壁。
画像の塗り壁です。
ちなみに、写真に写っているのは若き日の九万田です。
えーーーと
40歳くらい。
今と別人のような顔です。
実家の室内壁を薩摩中霧島壁で塗った時の写真です。
手にはいっぱい薩摩中霧島壁が付きましたが、楽しいです。泥だんごで遊んだ時のよう。
実家は
昭和40年代の古い家。
もう50年物件ですね。
断熱材も入ってないし、耐震もされていない。
ガラスも単板で寒い、暑いの家です。
そんな家を父が倒れたことを機に部分リフォームをしました。
1階をワンルームにし、断熱材を入れ、耐震補強をしていきました。
そして
内装は吉野杉の床と薩摩中霧島壁。
そして薩摩中霧島壁の品質の高さにびっくりしたんです。
結露が減ったことがおススメ
なにせ、古い家。
ガラスも単板で窓ガラスも結露でひどいんです。
今の季節は毎日結露に悩まされている方も多いと思いますが、
九万田の実家もそうです。
サッシだけでなく、ガラスがべちょべちょになっていました。
カーテンが湿気ているなんてこともあり、鍋なんてやったらえらいことになります。
そして
このリフォーム後の冬。
結露がないんです。
断熱もしっかりやったこともありましたが、結露がすっごく気になりました。
薩摩中霧島壁か!?
そう思いました。
湿気が感じられなく、結露が減った!!
これはいい!!と思いましたので、
お客様へもついつい熱く語ってしまいます。
寝屋川の新築工事も
「九万田さんが熱く語るので、それは採用します!!」とおっしゃっていただけるくらいに熱く語っていたようです。
そういうすばらしい素材に出会えるのはなかなかありません。
お客様も非常に喜んでいただいて快適に過ごしていただけているとお聞きしていますので勧めてよかったと思います。
そして
寝屋川の新築工事中に分かったことがありました。
それが今回お伝えすることです。
抗ウィルス効果
コロナウィルスを対象とした試験を行うことで、薩摩中霧島壁がウィルスを不活化させることがわかりました。
もう
この時代に求められていることではないですか!!
もう
びっくりです
コロナウィルス試験結果
本当に驚いた、
そしてこのことを先ず、寝屋川の家のお施主様にお伝えしました。
お客様もびっくりで、すごく喜ばれました。
実は
私たちのびのび子ども住宅も、この新築の家が出来上がったのだけど、引渡し前の消毒をどのようにすべきかを悩んでいました。
自然素材の住宅なので
床も桧、壁は薩摩中霧島壁、天井は土佐和紙と
とことん自然素材の家を建てました。
でも
ウィルス対策として消毒をするには何かしらの液体をぶちまける必要があるのか?
壁や天井、床のシミってどうなるんだろう??
などなど悩んでいたんです。
せっかく作った家が汚れてしまったら。。。
そんな悩みの中での朗報でした。
薩摩中霧島壁がコロナウィルスを不活性化させるということが分かったこと。
内装壁が建物をしっかりと守ってくれること。
安心ではありませんか!?
1月からスタートする家も
薩摩中霧島壁を部分ですが多用します。
この家も和を感じる趣のある家に仕上がります。
こちらも工事ブログを掲載していきますので楽しみにしてくださいね。