寝屋川市の注文住宅 新築工事=上棟のチェック2=
寝屋川市の新築工事、
上棟が無事済み、いろいろなチェック作業が目白押し。
今日は許容応力度計算で耐震等級3をクリアーした設計内容が現場で施工されているかどうかのチェックについてさらにお伝えします。
のびのび子ども住宅の施工基準でもありますので、しっかりお読みくださいね。
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上棟後に行われるのは、金物検査でしょうか。
役所の検査や、瑕疵保険の検査がありますが、やはり自分の目で見て確認をしていかなければなりません。
どんな確認をしなければならないのかをお伝えしていきます。
まずは金物。
金物はたくさんありますが、主だったものとして柱頭柱脚金物と構造金物です。
柱頭柱脚金物とは地震や台風でおこる押したり引いたりする力。
それによって柱が引き抜かれようとする力が発生します。
これを止めるための金物が柱頭柱脚金物。
こういう金物が柱と土台、または柱と梁に取り付きます。
柱と梁だったらこんな感じ。
あくまでも縦と横に取り付くようにするんです。
時々間違った取り付け方をしている現場があります。
それは梁と梁にとりつくこと、
もっとひどいときは束と梁。
検査員として現場を回るときがあるのですが、ひどい現場はそんなことがあります。
間違わないようしなければなりません。
そして大工さんに確認しながらやってね
ということがこの作業であります。
こういうこと。
これは悪い例。けっして当社の施工現場ではありません。
みてわかる通り
柱脚金物が座彫り部分を突き抜けています。
前回の記事で羽子板ボルトのチェックをお伝えしました。
その時に柱の右か左かに座彫りがあることを記しておけば、柱脚金物はその反対側に取り付ければいいことがわかります。
そのちょっとしたチェックを伸ばしてしまうとこのようなことになります。
これでは金物が役立っているかというと、そうでないのはわかりますよね。
やりなおしです。
ビスの打ち方1本がやっぱり大事なわけです。
ここでも一事が万事です。
他には