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寝屋川市の注文住宅 新築工事=外壁工事等=外壁などを選ぶときのポイントとは?

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外壁工事

寝屋川市の新築工事はいよいよ意匠工事のブログに突入

(/・ω・)/

今日のお話は、外部に関すること。
外部工事はいろいろありますね、

外壁、窓、玄関。

どこを注意したらいいのでしょうか?

もくじ
外壁は金属で。
サッシは樹脂で
玄関扉は木
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外壁は金属で。

外壁工事,IG工業

寝屋川市の新築工事の建物外観は特徴的。いろいろ考えました。


出来上がりが楽しみにしてくださいね。


そんな外壁は何をご提案するのか?
ファーストプランから考えていました。

デザイン性や機能性を考えて、やはり金属でのご提案。


窯業系のサイディングは意匠的にどうかな??と思うことがあり
あまり使うことはありません。
よっぽどのことがないと使わないです。
重たいので耐震性ってどうなの??と思います。
コスト面では一番いいのかな?


重たい家は、揺れた時にその反動が大きくなります。
自重が大きくなると揺れには弱くなりますよね。

それでもデメリットが大きすぎるのであまり使いたくないです。



吹付塗装についても考えました。
今回一部で材用しています。
全体使いもありだったのですが、お客様が雨だれによる汚れを気にされたこともあり部分使いです。
やわらかい印象が与えられますので、いい素材ですよね。


あと
木です。
つかいます、使います!!


完成が楽しみだな^^


で、
メインは金属。


金属のガルバニュウム鋼鈑の一枚モノを施工するのもいいのですが、あまりきれいに仕上がらなかったりするので、
金属サイディングのパネル状になったものをご提案することの方が多いです。

一枚のペラペラのガルバニュウム鋼鈑もいいのですが、
うすい板なのでたわみが出てしまうときれいではありません。
特に太陽光がしっかりと当たる部分は影が出てしまうといっぱつでその施工具合がわかってしまいます。

素材の問題なので仕方がないのですが、選ぶ段階でその点は注意が必要だと思います。



であれば、継手ができますが、既製品である金属サイディングのほうがいいなーと私は思います。
継手部分は設計段階で考慮すればいいわけですから。


で、
今回はIG工業のビレクトで決定しました。



当初は縦使いのデザイン、ガルスパンなどで検討もしたのですが、
いろいろと調べると防火認定の対応が該当しないだとありました。


防火認定とは、
建築基準法で地域(防火地域や準防火地域)によって、外壁の防火基準が定められています。

寝屋川市の新築工事の地域も
準防火地域ですので、防火性能が求められていますから、防火認定を受けた材料かどうかを確認検査にてチェック。

IG工業が取得している防火認定の設計内容を確認すると
下地や断熱材の仕様状況で認定を受けている、受けていないなどが分かったのもですから、
いろいろなことを考えると、ビレクトで最終決定しました。


断熱材がセルロースファイバーのため、
すべてのIG工業の製品が防火認定を受けているというわけではなく、
縦使いはダメだとかいろいろありましてね。


デザイン性や雨水の流れなどを考えて、ビレクトになったわけです。


色はというと
白色の系統を最初からご提案していました。

金属サイディングのイメージって
『黒』
って思われるかたが多いです。

実際、IG工業の施工例をみていても黒や青といった濃い色の外観が多いです。

いいんです、いいんですけど、
やっぱり近隣に調和する建物も大事ですから、白色にしました。

いきなり黒の建物がドーンって現れたら威圧感ありありです。

よって
しろ。


白にしたのは近隣のイメージもありますが、全体バランスを考えてですね。

サッシは樹脂で

APW,樹脂サッシ

サッシは樹脂で。


まあ、当然です。

今時、アルミサッシはありませんが、アルミ樹脂の複合サッシを多くの会社が使っています。

のびのび子ども住宅も部分使いで、リクシルのサーモスXを使いましたけど、

以前の施工例はコチラ


基本は、YKKのAPWのサッシがいいと考えています。

リクシルのサーモスXは見付部分が小さくて、室内側から窓の枠部分が極力小さくできる分、意匠性がすっごくいい。

性能もYKKのAPWとそんなに変わらないまで上がってきているので問題ないんじゃないの??

って思われるかもしれませんが。

やっぱり複合サッシって、結露はホントのところどうなの??と思ってしまいます。


アルミと樹脂の接合点がかならずあるわけで、その部分から熱が伝わるのって本当に無いの?と疑問に思うわけです。

樹脂窓だって同じといえば同じ。

それでも、そのリスクは小さいわけですから、樹脂窓を選択したいです。

しかし、残念ながら樹脂窓はまだまだ意匠面で課題は多いです。

特の防火認定を受けている窓の少なさ。


基本の大きさしかありませんから、使える窓が本当に少なくなります。

よって
寝屋川市の新築工事の窓もファサードとなる西側は窓を1つに絞って意匠を整えました。

道路側なので有効採光面積を考えると、もっと窓を多くとりたいのですが、

西側道路。

西日が厳しいですので窓を極力少なくするようにデザインしています。

さきほどの繰り返しになりますが、防火認定を受けている窓は少ないので表側にあまりかっこよくない窓がくるのもどうかな?と思います。

シャッターが来てしまうのはなおさら。。。


ちなみに
西側につけた窓はAPW431の窓。


APW431って防火認定あったっけ??と思われるかもしれません。

ありません!!

ありませんから、つけられるようにデザインしています。



準防火地域で非防火の窓を設置するにはいろいろな工夫を施すとつけられるようになりますが、

一つは耐火物を設けることによって延焼を受けないようにする。

外壁に袖壁をつけてRCなどで施工すると延焼を受けないので非防火でOKとかなるわけですが、現実的に木造住宅では難しい。

出来なくはないですが、コストバランスを考えると難しいですね。


別の方法として


家の大きさや土地の広さなどに関係しますが
今回は配置を検討し、延焼を受けない配置に窓を設置するデザインとする。


こんかいはそのようにしました。



1階なら
隣地境界線から3m、道路中心線から3m

2階なら5mの範囲は延焼の恐れのある部分に該当し、防火認定を受けた材料を用いる必要があります。

しかし、それを超えた部分(自分の敷地内)だと延焼の恐れのある部分に該当しないため非防火でもOK

詳しくはご自身の設計者に確認してくださいね。


そうやって意匠性のすぐれた窓を設けたり、
こんかいだったら西側なので、トリプルガラスで遮熱性の高い窓を用いることができたりと工夫ができるわけです。

そして
防火窓ではありませんので、防犯あわせガラスにすることもできます。


窓は
明り取り、通風、借景、遮熱と考えなければなりませんが
あわせて、進入口にもなりうるわけで、防犯も考慮しないといけないことです。



玄関扉は木

木製玄関ドア

玄関ドア。

木製です。


ガデリウス社からの木製玄関ドアを採用しています。

いい玄関ドアなんです。

何が??

性能がです!!


断熱性能が抜群にいい玄関ドアで、防火認定を受けています。

また、防火認定の話が出てきましたね。

いつか防火認定についてのブログを書かないといけないなっておもうぐらい防火について建物デザインに影響しますね。

またいつか。



ガデリウスのスウェーデンドアは、その名のとおり寒い地域で使われているドアということもあり
断熱性能が高いです。

日本にメーカー
YKKとかリクシルとかありますが、この性能のドアを用意しようとすると、3倍くらい値段が跳ね上がります。

ということは
性能が良いだけでなく、価格も安い!


いいとこだらけって思われるかもしれませんが、
実は1点、もうーはよしてやーと思うことがあります。


それは
鍵です。

鍵がいまだに差し込み式の鍵だけです。

カードキーやタッチキーや形態電話で開け閉めできるタイプも出てきているのにもかかわらず、
まだ鍵です。

アナログです。


もうすぐ出るといいつつですが、非防火だけだったりです。


はよ開発してやーって思います。


といいますのは
のびのび子ども住宅では2階リビングで設計することが多いです。

そうなると鍵を開け閉めしにいくのにわざわざ1階に降りていかなければならないということを
めんどうだと思われる方がやはりいます。

2階リビングからスウィッチ一つで開け閉めできると便利なのですが、まだそれが出来ない。

ちょっと面倒といえば面倒で。これについては早く早くって思います。


外観はいろいろ考える必要があります。

意匠だけではなく、性能も考えなけれなりませんし、メンテナンス性も考えなければなりません。

そして、防犯についてもそうですね。


窓の多くあるデザインは
熱の出入りが多くある家になりますし、防犯もリスクを抱えることになります。

かといって
極端に窓を少なくすると閉塞感のある家になります。




外壁に関しては施工において注意することというよりは
設計段階でよく考える必要があるということ。


家の配置によって使える窓が変わることを今日はお伝えしましたが、

そういうことは設計段階で考えられるk十です。

目地がはいる部分なども設計段階でしっかりと考えることにより良いデザインになってきます。