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高槻市の注文住宅

本トつながる家族のいえ

今日は木工事についてです

もくじ
まずは土台敷
上棟
金物のすべてをチェック

まずは土台敷

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基礎工事が完了し、養生期間を経て木工事がスタートします
木工事は約3か月間、大工さんがほぼ毎日のように作業がスタート

大工さんによって家ってそんなに変わるの?と思われるかもしれませんが、大きく変わるのでここからが本当に大事な時間になってきます

まずは土台敷から始まります
基礎工事の多田さんも、次の作業が大工の羽田さんなので、びしっと仕上げておかないといけない!と気合をいれて作業をしてくれてますが、
こんかいもビシッと決まっていました

基礎の天端にばらつきがあると土台を敷くときに土台の高さを調整していかなければなりません
調整するのもたいへんなのですが、木は自然のものなので、やっぱり痩せてきたりします

そういう微妙な調整をしつづけると、10年、20年たった時に床なりがしたり、たわみが生じたりすんです

高さをぜんぶチェックしながら土台敷をすすめていきます


土台敷から大工の羽田さんにはお願いしていることですが
気密部分はしっかりチェックしていこうね!ということ

やればやっただけ効果があがることですから、例えば画像のような土台の継手部分も隙間がないとは言えない部分

だったら土台を敷きこむ時に、気密テープをしっかり巻き付けることにより隙間が減らせるのであれば減らそうね!!ということ

もう、何も言わなくてもしっかりやってくれるので、やった個所を間違いなくやっているかのチェックだけで済むようになりました


土台敷が完了したら上棟です

上棟

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朝早くからの作業がスタート

前日にはさまざまな材料が搬入され、いざ上棟です


上棟作業は九万田、実は大忙し!

安全管理もありますが、掃除に、荷物の段取り、それから気密処理

建物はたくさんの金物が使われています
その中でも、羽子板金物という金物がたくさんあるのですが、それらは建物の横の材料と横の材料をつなぐ金物です

T字になっている部分に金物を取り付けて、横架材と横架材のジョイントしているんですね

そういう部分のいくつかは外部面にありますが、外部面に面する部分というのは穴が開いていますし、穴をとおして金物を取り付けます

上棟の時にそれらをできるだけ気密処理していきたいんですね

なぜなら

どんどん進むから!!

まずはボルトが締め付けられているかをチェック!!

大工さんが占めた後を九万田が手で触ってチェックしていきます

OKならペンでチェック

チェックできたら、現場発泡ウレタンでシューっと一吹き、二吹き

いったん外側から隙間をふさぐ処理をします

金物のすべてをチェック

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上棟は大工さんの応援もあって1日でやってしまいます
今回はとても大きな横架材もありましたので大変でしたが、無事安全に作業が完了してよかった

上棟後は様々な作業が進んでいきますが、皆さんにしってもらいことはすべてのチェックをする必要があるということ

金物すべてをチェックしていきます

画像は外壁の釘が打たれているかを全数チェックします
そのピッチ、間隔、隙間など間違いがないかどうか、めり込んでいないかどうかなど、確認作業を行います

耐力壁の部分、そうでない部分を間違いなく指定通りに施工しているかどうかです


これまでも大地震がたくさんありました
耐震等級2の家は本震が2階来るとやっぱり壊れる

耐震等級3の家は持ちこたえられた

そんなことがこれまでの大地震の経験からわかってきたことです

そして、性能表示の耐震等級よりも許容応力度計算による耐震等級3をクリアーした家のほうが圧倒的に強いこともわかってきました

のびのび子ども住宅では九万田忠孝が許容応力度計算をしています
外部の設計事務所に依頼をしていたりしません。

自分で行っています

そして

九万田忠孝が現場監督を行っています
設計者が自分で描いた図面に責任をもってチェックする

施工監理者なのだから当たり前ですが、そんなことを全数やっている監理者ってまあいませんし、やりません

現場監督が確認し、その報告書で設計者が問題なしと判断している場合がおおいから


それはやっぱり違うなって思うので自分で監督もやっているんですが

ただ、忙しいなー

でも一つ一つ、釘・羽子板・すべてをチェックしていきますと、家に愛着がわくのも当然なんです

木工事はまだまだ続きますが、次は制震ダンパーとか防蟻処理とかについて九万田が設計者として思うことを現場レポートと交えてお伝えします