#takatsuki土間リビングのある家
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新築
- エリア
- 高槻市
2021年12月、
クリスマスにもう何日というときに、お電話をいただきました。50年の建物をリフォームするのか、建て替えをするのか。
そういったご相談でしたが、お話をするうちに、建て替えすることを決意されました。ハウスメーカーや地元工務店との打ち合わせをされる中で、
伝えたことがうまく返ってこないプランや打ち合わせ内容。そういうことに悩まれた中で、当社との打ち合わせが進んでいく。
的確な提案と思いもよらないアイデアが盛り込まれていく、まさに注文住宅の打ち合わせに
感銘をうけていただきました。パッシブデザインの家、高槻市の
#takatsuki土間リビングのある家 完成です -
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施主様の声
住まい手となる家族のことを第一に考えてもらえたのでうれしかった。
また九万田さん自らが現場に毎日のように通ってください、気密工事を行ってくださったのでとても安心できました。
大工さんも最高でした。
またお世話になりたいです。
満足しています。
特に新築特有の科学的なにおいがなく、空気がきれいだと感じます。
九万田からの返信
家族の居場所が感じられる空間ができあがったと思っています。
以前の建物は寒く燃費の悪い家でしたが、新しくなった家との違いを、当たり前に楽しんでいただきたいです。
少しずつ、ご家族の家に変化してくのがこれから楽しみですね。
これからもよろしくお願いいたします。
土地面積 | 241.89㎡ |
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建物延床面積 | 98.94㎡ |
間取り | 2LDK |
施工年 | 2023年1月 |
構造 | 木造軸組工法 |
工事期間 | 令和4年7月から令和5年1月までの7か月 |
施工金額 | 設計費用:約124万円 建物本体費用:約2912万円(照明器具、エアコン設置費用含む) 消費税:約303万円 |
UA値:0.34 ηUA値:冷房機:1.1 暖房機:1.2 気密C値:0.14 断熱仕様 屋根:デコスドライ工法 セルロースファイバー55K 240mm 外壁 デコスドライ工法 セルロースファイバー55K 120mm 基礎断熱:底盤60mm、立上り100mm 窓:YKK APW330防火窓を基本とし、一部リクシルLWスライディング窓 トリプルサッシ 冷暖房:ダイキン 全ダクト式エアコン 換気:ダクト式熱交換機能付き第1種換気 ガデリウスRDKS 給湯:ダイキン ファインバブルエコキュート 耐震:許容応力度計算による耐震等級3,耐風等級2,制震ダンパー装備 |
施工ギャラリー
玄関は東から入るご提案。
広い敷地に建てられる家はできるだけ南面に日射取得ができる窓を取り付ける。
パッシブデザインの常道にならって、玄関は横入りのデザインとしました。
スウェーデン木製玄関ドア、周辺は吉野杉を張り巡らせ、落ち着きのある雰囲気に。
また、アプローチから続く玄関ポーチは洗い出し仕上げとしました。
玄関扉をあけると、左手に大容量の土間収納。可動棚でたくさんの収納が可能になっています。
一方正面は、玄関に敷き詰めた大谷石がそのまま続いていく空間。
柔らかな照明のあかりに照らされるのは、消臭効果、殺菌効果、自然素材の薩摩中霧島壁を左官仕上げにしています。
玄関から敷き詰められた大谷石は、土間リビングへと続いていました。
そう、こちらの注文住宅は、土間リビングのある家です。
約6畳の土間リビングは和室ともつながり、外部のウッドデッキともつながり、家族の居場所がたくさんある空間となっています。
大開口のリクシルLWスライディングは視界を遮らないデザインでさらに広さを感じられます。
解体前にあった建具を再利用。
透明ガラスを使った雪見障子は抜け感があり広さを演出。
また障子をおろせば一つの空間として使え寝室に変わります。
和室には飾り床
間接照明
モダンでありながら以前の建物を思い出させる空間に仕上がっています。
畳は熊本のイグサを採用。
国産畳の良いものを使い、縁は銀黒。しまった空間です。
こちらもリクシルのLWスライディングを採用し、格子を締めた雰囲気が意匠になります
土間リビング、和室、とダイニングが三角に交差し家の中心に配置。
ラウンドダイニングテーブルとペンダントのこだわり空間になっています。
ダイニング空間の横にはキッチンスペース。
TOTOの既製品を採用しましたが、背面の家電等収納棚は奥様の希望サイズにあわせて大工造作。
ダイニング横の階段スペース。
階段は吹き抜け空間と一体となっており、2階からの太陽光が降り注ぐ計画。
階段下はママの作業デスクに利用。
吹き抜けの壁にはボルダリングの器具を取り付け子供たちが雨でも遊べる空間になっている。
鉄骨手すりは九万田オリジナルデザイン
階段を昇った空間にはぶらぶらスペースが。
ぶらぶらと足を蹴り出して本を読んだり工作をしたりする子供たちの遊び場。
ママスペースと空間的につながりのある場所にもうけ雰囲気を感じ取れるようにしている。
吹き抜けの南面のまどから明るい日差しが注がれる。
背面には子供の成長にあわせて自由に使える有孔ボードを設置しました。
ただの廊下じゃもったいない!
まるで一部屋にできてしまうような空間はデスクを置いたり、本棚を置いたり、クローゼットになったり。
家族の成長にあわせてフレキシブルに使える空間にしておくことが大事と考え廊下をご提案しました。
廊下の奥はパパの書斎。
テレワークもあり、書斎が家に必要な時代になりましたが、こちらの注文住宅も空間をつくりました。
閉鎖的にならないように1.8mまでの抑えた壁は、以前の建物の床柱を再利用し、また薩摩中霧島をここにも使い思い入れのある場所に。
この空間に熱交換機能付き第1種換気システムのガデリウスRDKSを設置。メンテナンスも楽にできます。
子供部屋は小さく小さく設計し無駄のない空間づくりにしました。
日中は照明をつけなくても大丈夫なほど明るい空間になっています。
手洗いとトイレ。
手洗いの壁は、マグネットが取り付けられるようにしました。何かと便利。
トイレの壁は、ここにも薩摩中霧島壁。
消臭効果がありますので、においを気にせずにいられます。
またトイレの音も断熱材のセルロースファイバーのおかげで静かです。
トイレは間接照明にしていますので、用を済ませた後の健康状態を確認するにも明るくなるように提案しています。
ウッドデッキ
屋久島地杉の90角材でつくったウッドデッキ。
土間リビングと和室とこちらも三角につながる空間です。