枚方市の新築工事=上棟=
大阪北摂にある私どもの会社(自宅)は、桜→ハナミズキ→つつじと変わっていってます。
だんだんと暑くなってきましたが、枚方市の新築工事現場も大工工事が終盤となっているんです。
上棟のチェックポイント①
上棟の際のチェックポイント、
まさに当日のチェックポイントは安全管理のそのことだけです。
安全管理は、
①荷物の出し入れが多くありますので、落下防止
②道路や近隣に迷惑をかけていないか
③作業員のけががないように安全対策
これらのチェックを行っていくことにつきるのですが、お施主様からすれば当たり前のことですよね。
しかし、しかし、実際のお現場は事故がつきものだったりします。
荷崩れしたり、転落したり。
そんなことがあってはならないので、十分な注意をしながら作業は進められます。
枚方市の新築工事は2日にわたって上棟の作業が行われました。
さて、今回は上棟が済んでからのチェックもあわせてお伝えしていきます。
上棟後まもなく行われるのが金物の検査です。
いわゆる、中間検査というもので、小屋組の工事(上棟)が終わったら、建築金物が適切に取り付けられているか、筋交いや耐力壁が正しく取り付けられているかなどの検査が行われます。
正直、
検査員も細かなところまで見ていかないのですが、のびのび子ども住宅は細かなところまでチェックをしています。
例えば写真のチェック。
釘が正しいもので打たれているのかどうか、そしてそのピッチが正しいのかをチェックしていきます。
これは
まず、構造耐力壁(今回は吉野石膏のタイガーボードEXハイパー)というものですが、
大前提として、設計した場所通りに耐力壁が配置されているのかを確認。
その設計した耐力壁が正しく取り付けられているのかを確認。
正しく取り付けられているのかというのは、特に釘と釘ピッチです。
これは耐力壁すべてをチェックしていきます。
すべてです。
特に釘については抜け落ちがないかどうか、また、釘が下地材に当たっていないままになっていないかどうか、貫通してしまって釘が効いていないようなことがあってはなりません。
人がやることですから、打ち損じはあります。
あるからこそ、チェックし是正する。良い家にすることが大切なんですね。
チェックをしないし、やりすごしてしまう。
これはあってはならないことです。
ですので、全数チェックをダブルチェックで行います。
大工さんがチェックをし、九万田が追っかけでチェックをしていく。
外からもチェック、部屋内からもチェック。
打ち損じがあれば、気密テープでしっかりとふさいでいく。
そういう一つ一つの作業が大切なんだなって思います。
その他にも
建築金物がありますが、柱頭柱脚金物や小屋束の金物、梁と梁をつなぐ羽子板ボルト、それから床打ちする釘。
建築はたくさんの金物を使っていますが、それらすべてをチェックすることが大切です。
今回も、全数チェックしています。
前の現場ブログ
を読んでいただけると更にわかるかと思います。
おなじことを今回の枚方市の新築工事でも行っています。
設計者として、現場に任せっきりにするのではなく、ちゃんとチェックをしなければならないと思っています。
これまでの記事はコチラから
枚方市の新築工事=土台敷
枚方市の新築工事は冒頭でお伝えしたとおり
大工工事が終盤。
ゴールデンウィーク明けには内装工事がスタートします。
ちょうど1年です。
もうすぐ完成。
また皆様にご覧いただけると思いますので、楽しみにしてくださいね。